パーマとソギの関係(基礎編)

ソギによる質感と量感のちがい

ソギはウェーブやカール感を高める必指アイテムとなっています。
パーマ前の荒切りでカタチを整え、フォルムコントロールができて、

バランスを見るためのヘアスタイルをつくることができます。
これはツールによって質感や量感のちがいと、

ソギの位置による質感は変化することを考えましょう。

■質感や量感は、ツールとソギの入れ方で調節することが可能です。
ソギの4種類によってパーマ後の表現力が変化します。

変化の内容を細かく分析みていきましょう。

パーマヘアデザイン画像

目次

1.セニングシザー

2.レザー

3.シザー(スライド)

4.シザー(間引き)

5.まとめ


セニングシザー


エアリー感な質感がでる

セニングシザーは均一に細かく量感を取ることができるので、
根元巻き毛先巻きいずれも軽い質感になります。

特徴

ソギは細かくブラントのラインが残るため、
毛先は細くなるようにセニング入れることが大切です。

すきまがでてくるので重さがでてくる。
毛に長短がつく分、散りつきやすく、ツヤも出にくい。

セニングシザー画像

レザー


レザーは斜めに切り口がはいるため、毛先巻きや根元巻き、
いずれも軽い質感になります。

特徴

切り口が斜めになり、毛先が細くなるため、
パサットしたエアリー感がでてきます。

刃が鋭利なためキューティクルを損傷しやすので注意が必要です。

レザー画像

シザー(スライド)


まとまった量感をとることができるシザーのスライド適しています。
同じシザーでも厚みがのこるのでツヤや束感が出やすくなります。

間引きの量も多くとれるソギといえます。

特徴

切り口はレザーのように鋭い、斜めにはならないので、
重さを残しながら毛量を調整することができる。

ツヤや束感がもっとも出やすい。

カットスライド画像

シザー(間引き)


同じシザーでもスライドと間引きを比べた場合には、
よりスソの厚みがもっとも多いのは間引きのソギといえそうです。

均一に入れる場合などは、技術力がないとスソが軽すぎたりしますので、
しっかり修練をつんで入れるようにしてください。

特徴

根元付近に細かくブラントを入れているので、束感のあるランダムな動きを出しやすい、
セニングシザーよりも残る毛先が多いため、スソに厚みがでてくる。

カットスライド画像

まとめ


髪の質感や量感を表現するには、この4種類のソギを使いこなす必要があります。
セニングシザーは残る髪も多いので、
ブラントカットと併合してもよく馴染みがあります。

レザーやシザー(スライド)や間引きなどは、
均一に入れないとパーマの質感が軽すぎてしまう場合があります。

それぞれソギの特徴をつかみカットやパーマなど表現します。

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