ホット系温熱パーマのダメージ処理

ホット系パーマの理論

コールドパーマと温熱パーマのちがいは、
薬剤だけに頼る通常のコールドパーマと、

温熱パーマは熱の力と薬剤をつかいカール状の形成することです。
そんな温熱パーマをより効果的な施術方法を考えてみました。

ダメージ処理画像

目次

1.温熱パーマの意味と種類

2.ダメージを与えない処理剤の使いかた

3.次世代パーマ代表「低温パーマ」

4.まとめ


温熱パーマの意味と種類


温熱パーマイコールホット系パーマと意味は同じ、
コールドパーマのプロセスをふんで軟化後に中間水洗によって、

水分を保持しながら保温をします。
薬剤だけに頼らずカールをつくること。

還元剤だけには頼らないので軟化は低めに設定します。
80%前後でカールをつくり、中間水洗を3分前後くらいしっかり流し、

ゆっくり結合させコルテックスに移動します。
この時に髪を乾燥させず水分を維持するために、

ホットタオルやキャップなどのうえから、
遠赤外線マシン・水蒸気マシン・加湿器・タカラエアウェーブなど。

還元剤だけに頼らずコルテックス細胞を移動することで、
プリンとした弾力のあるカールが求められます。


ダメージを与えない処理剤の使いかた


前処理・後処理を効果的に

CMC・PPT・NMF等を補給します

PPT・・・毛髪のダメージを防ぐ

ヘアカラーやパーマなどで毛髪内のコルテックス細胞を維持し、
毛髪内のタンパク質の流出をふせぎダメージを抑制する。

ヘアカラーの発色の働きを高めカラー剤の成分を逃がさない、
パーマのウェーブの弾力の保持力を高める

CMC・・・髪の水分や油の通リ道とされています。

毛髪は約80%のたんぱく質・約5%の(CMC)細胞膜複合体・約12%の水分から形成。
キューティクルやコルテックス細胞との接着剤の役目。

毛髪内の疎水性を維持するCMCの働きが髪にツヤコシを与えます。
*疎水性とは水を弾く効果

NMF・・・水分を保持する働き

NMFとは、天然保湿因子。人間の身体には水分を維持する保湿成分をいいます。
健康毛にはバランスよく備わっています。

クセ毛などはNMFが偏っていますが、隔たりが原因でクセ毛として表れます。
加齢によって減少や還元剤やヘアカラーの過多によっても減少します。

毛髪の健康にはきっても切り離せない物質になります。

*その他には前処理のシリコンや汚れなどを除去し、
後処理で薬剤などの残留物の除去を行います。

CMC・PPT・NMFを処理剤としてバランスをよく使用することで、
温熱パーマのダメージを防ぎます。


次世代パーマ代表「低温パーマ」


速く・傷みを迎え・カールもキレイ

デジキュア≪ジュエルコスメティックス≫は、
低温デジタルパーマの代表的なタイプです。

日本でこの低温デジタルといえばデジキュアになります。

水分を浸透させながら施術ができて中間の流しが必要がありません。
高温デジタルパーマは90%乾燥後でないと施術が行えません。

このちがい大きく速くできる要因になっています。
薬剤はクリームタイプで浸透もよく均一にカール表現が可能です。

★主な低温パーマの特徴

1.低温約40°度前後の加温で軟化します。
*毛髪は60°度すぎからタンパク変性をおこし損傷を招くからです。

2.1剤がクリームタイプのために浸透性がよくムラなくパーマがかかる

3.2剤時には流しが必要ないので高温デジタルパーマよりも放置時間が短い。

4.低温デジタルウェット時とドライ時の違いが大きい。

5.手触りとか質感は低温デジタルが良い。

低温デジタルは高温デジタルに比べてもメリットが大きいようです。

”ウォーム&ホット”のパーマの中でも現在でている温熱パーマ中でも、
確かな理論と結果(キレイなウェーブ)がでてくる商品といえると思います。

デジキュア≪ジュエルコスメティックス≫画像

まとめ


理論的に処理剤を使うことがダメージを迎えることは理解して頂きましたか?
私のサロンでは処理剤も使用していますが、

「魔法の薬として」パミロールのクレイセルを前処理を使用します。
パーマは根本から速くキレイにカールがかかり、

ヘアカラーな発色がキレイで、頭皮も守ってくれています。
余談ではありますがぜひ処理剤として使ってみて下さい。

びっくりするほど効果があります!

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