ホーユーアプリエのヘアカラー剤を試しました

明るさと色味のバランスがカギ

A.アプリエ厳選メニュー.B.他のヘアカラーとのちがい
11以上レベルのヘアカラーは知識と技術力がポイントに、
既存毛と新生毛や中間毛とのバランスを均一に染め上げることが大切です。
経験やアプリエの製品の意味を理解し使いこなすには、
発色する種類によって様々パターンを考える必要があります。 ヴィダルサッスーンの美容師の考えかた

アプリエ厳選メニュー

●ラベンダーアッシュ
日本人に一番合う配色はまろやかな赤味の「ラベンダーアッシュ」です。
灰色一色では寂しい赤味や黄味を消すアッシュではなく、
ラベンダーアッシュはほとんどの日本人女性に合う配色です。
アプリエは高明度&高彩度に輝きと透明感のある発色です。

●ブルーアッシュ
黄色メラニンの方でかなり明るさが(ベースに)必要なブルーアッシュです。
一般的な赤色メラニンの毛髪の人には、1回では色味が出ないようです。
ダブルカラーであっても赤色メラニンの方には避けたいアッシュ系カラーです。
黄色メラニンの方であれば表現できる色ですね。

*アプリエは1回の施術でハイトーンカラーが可能とありますが?グレジュー風はむずかしい(赤味が残ります)

●ベビーピンク
レッドやオレンジを好みの方にベストなヘアカラーです。
従来のヘアカラーリング剤では、レベルの高いとピンクやレッドは発色が薄いですが、
アプリエは染料を多く配合しているので、高彩度の発色で刺激も弱く髪触りがgoodです。
ただ、他メーカーよりも傑出しているかといえばそうではないと感じます。
ピンクやレッドのようなビビットな色は他メーカーもキレイなようです。

他のヘアカラーとのちがい
ホーユーは市販商品の強みをリサーチによって「アプリエ」の強みを生かしています。
アプリエはハイトーンカラーとツヤ髪がテーマの商品で、
3剤式でハイトーンカラーを実現しています。(ブリーチ剤が配合されている点)

ウエラとミルボンのメリット
ウエラ「イルミナ」操作性が優れている
ミルボン「アディクシーカラー」日本人に合った彩度が素晴らしい

他メーカーのヘアカラーはウエラのイルミナとミルボンのアディクシーカラー。
いずれも高彩度&高彩度をテーマに作られているようですが、
中でもアプリエの塗布がむずかしいように感じます。

イルミナやアディクシーカラーはアシスタントが使ってもキレイに発色します
アプリエのヘアカラー剤は粘着性はなく、クリームタイプよりやわらかいので塗布がしずらく感じます。
発色や染料バランスがちがうのでシチュエーションによって使い分けています。
*また、アプリエのデメリットは1回の施術では外国人風の色合いは出てきませんね!

●ヘアカラー3社のちがい

日本人に色味にあっている「アディクシーカラー」、浸透性の「イルミナ」、
透明感の「アプリエ」と分けて使っています