ザクロペインターは皮膚の弱い人に合うカラー剤

ジアミンや過酸化水素が入っていないヘアカラー剤

1.サニープレイス「ザクロペインター」 2.ザクロペインターと塩基性ヘアーについて

ジアミンや過酸化水素は頭皮に刺激性がある。その中でも酸性染料である塩基性ヘアカラーとヘアマニュキュアは安全です。
酸化染料はアルカリヘアカラー・酸性ヘアカラー・中性ヘアカラーは2剤の過酸化水素により酸化され毛髪内に留まること。
酸化染料であるパラフェニレンジアミンや、アトピー性皮膚炎や皮膚の弱い人にかぶれや湿疹など引き起こす。

1.サニープレイス「ザクロペインター」

「ザクロペインター」は過酸化水素やパラフェニレンジアミンが配合されていないヘアカラー剤です。
ザクロの植物であるザクロ種子を成分に含ませる。ホルモンバランスやアレルギー反応を抑制する効果がある。
内容成分にはシステインとアルカリ剤が配合されています。

システイン酸は髪にしなやかさやハリを与え、続けることでトリートメント効果があるとされています。
配合量としては化粧品扱いの濃度である1%程度ですが、少なからず還元力を持たせることにあります。

2.ザクロペインターと塩基性ヘアカラーについて

酸性である塩基性ヘアカラーには、微還元トリートメントを前処理として使うことで、
塩基性ヘアカラーが入りにくい状態でも、染料が入りやすいことが確認されています。
少ない還元力と他の微還元トリートメントのようなもので、白髪も染まる仕組みのようです。

アトピー性皮膚炎や皮膚の弱い人でも、白髪が染まるようです。
ザクロペインターに比べ色が薄く白髪の染まりも良くない。
ただし、100%安全なヘアカラー剤かというと、重度のアトピー性皮膚炎の人はさけたほうがいい感じがします。

ザクロペインターの前にトリートメントを塗布することで効果もUP

1.前処理によって還元力を高める

2.ナノイオン水(保湿効果)を与える

3.アイロンで潤いを与える

4.頭皮に塗布しイオン性で温める

5.ザクロペインターの塗布に入る

●ザクロペインターのデメリット

1.ザクロペインターを水で流すと多くは流れでてしまい、マニュキュアよりも多いような感じ。
2.過酸化水素が入っていないので、リフト力も弱く明るくならない。
注意:肌の弱い人や発疹ができやすい人にとってベストなカラーですが、カウンセリングを十分に行い確認のうえ施術を行う。