ロレアルのヘアカラー(イノア・アルーリア)の染料について

イノアは透明感と染料が濃いアルーリアカラー

1.イノアは奥深い透明感 2.色のバリエーションと濃い染料のアルーリア

イルミナは色がしっかり入る反面、色持ちが悪いデメリットがあります。

染料も濃くアシスタントクラスでも均一に入り、光沢感が出てくるのがイルミナですが、

イノアはイルミナとはちがい染料が、イルミナほど濃くなく、アルーリアほどの染料の濃さはありません。

 

イノアのカラーチャートの見方は、明度・メインニュアンス・サブニュアンス・アクセントニュアンスのシステムになっている。

例えば13は(サブ青灰色+アクセント黄色)1がサブベースで黄色が3アクセントニュアンスになる。

0とはメインニュアンスがなく、主にサブとアクセントニュアンスの「13」1が青灰色→寒色、3が黄色→寒色の意味です。

アルーリアカラーはイノアより濃い染料が配合されており、シンプルなラインナップメニューです。

他にもパリジャンシリーズはさらに染料が濃く、アルーリアカラー最強の濃い染料となる。

ダブルカラーのオンカラーには最適なヘアカラー剤です。

 

 

目次

1.イノアは奥深い透明感 

2.色のバリエーションと濃い染料のアルーリア


1.イノアは奥深い透明感 


■カラーナンバーシステムを理解する

明度を表す→メインニュアンス→サブニュアンス→アクセントニュアンスに分かれる。

8.035は8の明度で、0の前「数字を強調」、サブニュアンスで始めて色味3ゴールド、5カッパーのグレーカラーです。

8.032は最後のバイオレットだけが異なるグレーカラーです。

8.035は赤みの多い白髪の方に、8.032は黄みの多い白髪の方に使用しレベルは8明度です。

8.032+8.035を混ぜて1:1でまぜ自然色で合わせてもいい、アンダーの色を消す場合などアルカリカラーのように使うのもokです。

アンダーを見ながら、薄くしたい場合はクリアを混ぜ、補色を混ぜる場合はシェードを見てオリジナルなレシピを作る。

 

よ~く考えるとスタイリストでないと理解がむずかしいと思いますが、

カラーナンバーシステムを把握する必要があります。


2.色のバリエーションと濃い染料のアルーリア


■アルーリアカラーは既存毛のトナーシリーズを活用

アルーリアの染料が濃いことを知るスタイリストがいくらいるか?

イノアに比べある意味シンプルでわかりやすい染料で、イノアとはちがいネームでカラーチャートを選ぶ、

シェードラインナップのように、ブラウンからライラックアッシュまでネームなのでわかりやすくなっています。

 

インナーカラーはもちろん明度の濃い、オンカラーでも使いやすい、特にパリジャンシリーズは外国人のような発色が出てくる。

そして忘れてはならないのは、既存毛に使うアルーリアトナーで、アルーリアのスタンダードに比べ3倍のケア成分が配合されている。

傷んだ毛先におあだやかに作用ししっかり色も入り、持続性も高い染料です。

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