傷んだ髪質を均一にかかるパーマ技法

2018.07.31

薬剤の知識とダメージ処理に対してのワインディング技術

1.スーパーダメージでもパーマはかかる

大人世代の縮毛矯正やヘアカラーの履歴がある場合は、クルクルになったりスタイリングがしずらくなってきます。

そんな場合は、ほとんどのスタイリストは強くかかったり、ボリュームが出過ぎるので敬遠しますが、ひとつひとつ解決していけば均一にきれいにパーマなかかります。

●縮毛矯正から均一にパーマをかける技法(Q&A形式で解決)

Q.縮毛矯正は根元から中間部までストレートなっているので、ほとんどのお客さまは毛先だけをかけると希望しますが、均一にかける方法は?

A.根元部分を毛先と同じ円周のロッドを選択しないことです。クルクルになって手入れがしずらくなるからです。20mm以上の極太で巻く、くせ程度のかかりで根本や中間部のストレートを弱なパーマ質感を与えます。毛先は円周率の小さい18mmロッドで巻いてバランスを整えます。

※スタイリストも自信や経験がないこととが原因で、ほとんどパーマはすすめないようです。

Q.スーパーダメージの場合は、パーマを駆けると傷んで手入れがしずらくなりますか?

A.たしかに、通常のパーマ施術と同じでは傷みを増幅させクレームの原因にもなりかねません。この場合はロッドの調整と水巻でワインディングを行うことで、最小限のダメージでかけることで、均一にキレイにパーマもかかります。

Q.髪も太く硬いのでボリュームが出て手入れがしずらくなります。

A.そこで大切なのは削ぎがポイントになってきます。例:縮毛矯正などは髪が広がるので削ぎは必須アイテムです。パーマの場合はパーマによるボリュームアップを小さくするために行います。

均一に削ぎを行いパーマのボリュームを小さくします。このとき気をつけなければいけないことは、削ぎ過ぎないことと、根本に削ぎを入れないことです。理由は髪が今よりも傷むからです。

何点か施術上の注意点を明記しましたが、傷んだ髪質にも薬剤の知識と毛髪の見極めによるパーマ施術で十分キレイにパーマはかかります。

 

 

 

 

パーマのかかり具合は強弱はロッド選定が決めて

2018.07.13

近年のパーマ剤も法律の改正により格段に向上しましたが・・・

1.パーマの強弱はロッドの円周で決まる 2.世代の違いやヘアトレンドで使い分ける

法律が変化しシステインアミンなどが認可され、毛髪のダメージを小さくカール感が美しくかかるようなりました。
いままではチオグリコール酸やシステインの2種類しか選択肢がありませんでした。
システインアミン登場によりヘアダメージも少なく、スパイラルのようなカール感が表現できるようになりました。

パーマもケミカル(薬剤)が進歩しましたが、施術に使うロッドやパーマなど経験や知恵も大切。
ヘアトレンドにはロッドの円周つまり、ロッドの大小などがパーマデザインに大きくかかわってきます。

1.パーマの強弱はロッドの円周で決まる

エバーロッドのサイズも原宿や青山にあるトレンドサロンでは、20インチ以上のロッドサイズが中心に使われる。
地域密着型サロンでは12インチ前後のロッドが多いですね。
理由は10代~20代の若い世代をターゲットにしているトレンドヘアサロンと、郊外などの大人世代30代~50代をターゲットにしている差だと思います。

ヤング世代の髪質は硬く弾力性があるが、大人世代の髪質はクセ毛で髪に弾力性が少ない。
ヤング世代は弱めのデザイン志向が多く、大人世代は髪の悩みを解決するためのパーマが多いです。
年代や髪質を考えロッドの選定も変わってきます。*注意:ヤング世代でも強めのパーマが希望の人、大人世代でも弱めが好きな人もいます

硬く弾力性のある髪質は大きめの20インチサイズを、髪がやわらかい髪質には18インチと変えることで、
髪質にあったヘアデザインが可能になってきます。

2.世代の違いやヘアトレンドで使い分ける

かかりずらい白髪が混じった髪質には細目のロッド、かかりやすく弾力性のある髪質には太目のロッドを選択。
冒頭でパーマ剤の説明をしましたが、薬剤だけでパーマの強弱をコントロールするのではなく、
とれやすい人や強めにパーマを、かかりやすい人は弱めに、迷わずにロッドでコントロールしましょう。

ヤング世代の願望ヘアや、大人世代の悩みを解決するヘアはロッドの選択が大きい。
スタイリストによって強めにかける人と、弱めにかける人がいますが、これはロッドによるパーマの強弱を理解していないことが原因です。
技術に幅のあるスタイリストになるためにも、ロッド選定がパーマ剤より大切であることを理解する必要があります。

 

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